スプリットスノーボード再考

結構昔にはまりにはまったスプリットボードはバートンが発売した最初のモデルから

始まりバートンスプリットボードだけを丸3シーズンだったか4シーズンだったか忘

れたが乗り続けたのが始まりだった、その時から多分、15年位休んでたところ

近頃にわかにスプリットが各メーカーから発売され出して

それに合わせる様に、バインディングシステムも新たに開発され出して

3年位前からだと思うが急にシーンが賑やかになって来た

15年でも18年でも僕のスプリット休んでた期間はどうでもいいのだが

その間にもスプリットボードの可能性を探る動きは水面下で続いていたようで

バートン社が開発と販売に積極的でなくなった後も同時期に

開発発売が始まったボレー社は少しづつ開発を続けていたと思われます

少し前に白馬を中心に活動しているカスタマーから今スプリットが熱いです

よ!山を登って滑るにはこれしかないのでは?もうやらないのですか?と誘われたり

複数のカスタマーから興味が有るのですが、実際のところどうなんですか?と質問さ

れたりしていた、そう言う時の僕の共通した解答はヒールがロック出来る様になっ

たら、またやると思うが答えだった、実際最初に始めた十何年前になぜ止めたのか?

と聞かれればヒールがロック出来ない為にスキーに遅れをとる事が嫌だったと答えて

いた、スケーティングとダウンヒルまでは行かない斜面のトラバースなどで、スキー

ヤーと同等の機動力を身につけた時はじめてスプリットボードが生きてくると思うか

らだ、登る場面での優位性ばかりが取りざたされるが、実際には快適に登るにはト

レーニングが必要で、ともすればスノーシューに遅れをとる事はざらで、システムも

かつてはとんでもない重さで、冗談では無くリフトで片足にぶら下げると、何か起き

たのか?と思うほどの重さだったのも、普及に時間がかかった原因だと思われる、し

かもシールという訳の分からない粘着テープ付きの絨毯の世話が一番重要とくるのだ

から、簡単便利が一番のスノーボーダーには受ける訳が無かった

とまあ昔話を思い出して見た、故クレイグケリーが日本の山にその種をまいたのは

間違い無いと思う、幸運にもかつて八甲田山でご一緒させてもらったが

その時も彼にして圧倒的な違いを見せてくれる事は無かったとは言え

一日コースのルートを一日3回やったのは伝説になっている

一緒に居たときは本気を出してなかったと思うが

あのシステムでは限界があったのかも知れない

では何で今更再びスプリットボードなのか?

答えは簡単、先に書いた通りかかとが止まる様になった事、

システムがとても軽くなった事、

そして板も良い物が軽く作られる様になった事がすべてだ、

これだけ装備の開発が進み今現在もそれは進行中である事を考えれば

かつてあれだけはまった、この遊びに戻らない理由が見つからないと言う訳

だって実際やれば解るが面白いのですよこれが!

本当に久しぶりに春雪のかぐらでスプリットボードを試してみましたが

まず驚いたのは平日にも関わらず、ハイクアップするライダーの

8割がスプリットだったと言う事実です、昔は略見ませんでしたから、、

しかも中には僕より明らかに高齢の方も見られました、とても手慣れていて

歩きも滑りも上手でした!

僕の知らないうちにもの凄いスピードで広まっているのを感じましたね

本当に久しぶりで感覚が戻るのに少し時間がかかったかな

スキーモードでシールを貼ったままヒールロックでトラバースしたときに

かつてやりたくても出来なかったこの動きが出来る事に一人感激していました

さすがに昨日はシール無しではスケーティングしませんでしたが

次回は是非チャレンジしてみたいと思っています

今回はGENTEMSTICK giant mantaray split とカラコラムシステムで

試してみました、その軽さには驚きましたが、操作には慣れが必要な気がしました

もう少し自分の腕も含めてトレーニングして行きたいと思っています

各メーカーが色々と発売していますが、自分的にはK2が気になる所ですね

ブーツの重さもスキーブーツと比べれば問題ないですし

スプリットボードを違う遊びだと割り切れば

ブーツごと履き替えてその時だけこれで楽しむのも良いでしょうね、

来シーズンにむけてどんな新製品が出て来るのか?

ここしばらくスプリットシーンから

目が離せない感じです、山滑り好きなら一度試す価値有りですよ!

IMG_1463IMG_1466