波に乗る意味

日常の生活を営んでいれば日々仕事に追われているはずだ

すなわち、営利を目的として、自分の人生の時間を費やしている

当たり前の事だが、仕事をすることは当然の事として育てられたわけだ

或る時遊びを覚える、これ程楽しく甘い時間を過ごさせてくれる物を

生涯永遠に続けて行きたいと思うのはけして間違いではない

ただ、それは遊びであって生産性の無い物だと言う事は理解して

於かなければならない、サーフィンで生活する事は結論から言えば

どんなトッププロでもそれがケリーであっても、サーフィンを利益に

換算することは出来ない、もしそう見えるのであれば、それは第三者の

主観で評価されたものに対する資本の力の結果だと思う

純粋なサーフィンは精神の遊びであって滑り台を滑る子供と同じだ

滑り台は利益を生まない、だが純粋な喜びを感じられる

これがサーフィンの根っこだと思う、この崇高で純粋な喜びに

見返りを求める事はしないだろうそれこそがサーフィンに殉じた者の

生き方だ、だからこそサーフィンと言う物が意味を持って来るのだ

見返りを求めない事、波に乗る事の意味を求めない事こそ、サーフィンが

他のスポーツと決定的に違う物として存在する理由なのではないか?

政治や世相、イデオロギーや利潤などに侵されず只楽しみだけのための

サーフィンを探して行きたい、身体の続く限りパドルを続け波を捕える

刹那を追求し波に乗る、これこそが僕のサーフィンの考え方だ

サーフィンに対して求めては行けない、与え続けるのだ、それが

サーフィンの世界観だから、意味や見返りなど最初から無いのだ

もし有るとすれば、精神の高まりを感じられる事位だろうか?

上手い下手、大きい小さいでは無い、パドルを続け波に乗るのだ

そして何を感じるかが大切だ、サーフィンの一番大切で重要な所

だと思うがいかがであろうか?   Peace!!!