Kashiwax 4

春が来ました、関東はザラメ雪もしくは水の浮いた雪になります

春の雪のワックスについては昔から沢山の考え方が有ります

僕も昔は只水分が多くて、湿気ってるだけだと思ってましたし

シリコン系の柔らかいワックスを塗ってまあこんなもんでしょ

と納得してました、間違いではないのですよこの方法でも

多分ね、大ワックスメーカーの理論ですから、、、

それがですね、何時からか春も固めのワックスで仕上げて、撥水で滑らす

と言う考え方が、出て来たのですね

春の雪は水っぽいだけでなく、花粉、黄砂、塩、泥汚れ、

そして、みんなが残したワックスの汚れなど複雑な汚れが絡み合って

雪の上に、雪の量が減るほど密度を上げて浮いて来ます

つまり、べたべたに汚れた、油汚れの浮いたザラメ雪を滑らなければ

成らないのですね、ですから汚れを乗せ易い、柔らかいワックスよりも

固めのワックスで刺さりや付着を防いで、撥水は別のワックスに任せる方が

良いのでは?と成った訳です

只ですね柔らかいワックスは汚れも乗りますが、少しずつ剥がれて行くので

これが滑走性に繋がると言う考え方も有ります

なぜ?ボードが雪の上を滑るのか?については確実な理論が立証されていません

僕の中では、2つの状態で滑っていると理解しています、その状態を相互に

繰り返しているから、判断しにくいと思っています、話が長くなってしまいました

近頃の僕は春に向かえば向かうほどKASHIWAXの4番を多用しています

滑走面がどうも落ち着かないときや仕上がりが上手く行かないとき

春に向かう時など、4番が活躍してくれます

春雪に変わる今、まずは1番2番3番でクリーニングして、4番で春雪ベースを

作り、春雪スプレーで仕上げれば完璧です

どうにもならない長距離のトラバースにはリムーバー持って行って

拭いてしまいましょう、そしてスプレーで突破しましょうね!

シークレット春雪スペシャルオリジナルワックスはご要望が多いので

プロトタイプのみを発売中です今季は店頭販売での展開です

ご希望の方には説明を聞いて頂いて販売致します、ご了承下さい

 

次のステージに、、、

去年から略週一でレッスンしている女の子がいます

センスが良くてここまで順調に上達して来たのですが

サーフィンの厳しい落とし穴にはまってしまいました

僕ももう数えきれないほどの挫折を食らってますが

彼女は初めてですから、堪えたかな?でもねそう言う時ほど

根っこに帰ると答えが見えます、まずはパドルから見直しましょう

どうも上手く水が掴めてない様子でした、そこからの前後のバランスの

使い方もパターンが少なくて対応しきれてない様子、そこでまずは

パドルの陸トレです、正しい肩と肘と腕の使い方を海上がりに徹底的に

やりました、来週のレッスンまでにしっかり形が出来ていれば

見違えるほど水が掴めるはずです、基本に戻り修正するを繰り返す

ことで、次のステージが見えて来ます、簡単では有りません

ここで頑張れる人が、次のステージに上がれるのです

パドルほど重要なサーフィンの技術は有りません、是非一度見直してみましょう!

Peace!!!!