経験値の高さ

毎日、滑る人の経験値は相当、高いです、ついこの間そういう人の
後ろを滑る機会がありました、素晴らしく勉強に成ります
同じ時間を、フリーで滑るのだったら是非上手な方と滑る事を
おすすめします、もしその方がプロでギャラが発生したとしても
余裕が有るなら、時間的にチャンスが有るなら絶対に実行すべきです
彼らの地形を読む力、全ての滑走技術はお金には換算出来ない価値が
有ります、その経験値の高さを、体感出来ることはとても幸せです

映像の中にあるイメージは時として誤解を招きます、同じ時系列で
運動した時だけ、理解可能な動きが有ります
今週末は再び大雪予報が出ています、カービングの基本練習にどこに
向かおうか?と楽しみにしています、でも降りすぎちゃうと、手が出ない
ことになるので、程々で良いかな?

GENTEMBOOKから気になった写真を2点拝借しました
OumのカットバックとBubblesのスプレーどちらも経験値の高さが出てます
photo by Taro Tamai氏です

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしいですね!

 

GENTEMSTICK12-13

雪に恵まれている、このシーズンみなさん楽しんでいますね!
ただ、ゲレンデの外に出るには、ちょっと深すぎかも?
雪の落ち着くチャンスまで、しばらく外は我慢ですかね
こういう時はゲレンデが最高です、ピステのパウダーを
満喫したいですね!

さて今日夕方、GENTEMSTICKから来年のカタログが届きました
どんなカラーか?モデルは増えたか?などなど見てのお楽しみ
鵠沼で見れますので、チェックしましょう!

黒い方はGENTEMSTICKがヨーロッパ最大のスポーツ展示会ISPO
に出店するとのことで、作られたGENTEMのフィロソフィーを
海外の方々にも理解していただくための、GENTEMBOOKです
こちらもお店に置いておきます、ご自由にご覧ください

雪の中の波

昨日のブログで、遠心力を味方につけろと言いました
その中で忘れてほしくないのが向心力という言葉です
向心力とはまさに芯に向かう力で、スノーボードで例えると
カービングし続けて、エッジが雪からもらう力を重力落下と
ボードのサイドカーブとたわみを使ってターンの内側に向かい
続ける力です、これが見かけ上、外側に向かって力が働いて
いるように感じる訳です

味方につけるには、ターンの内側に滑り続ける、つまり山に登って
行く方向に進むということです、そこまでターンを仕上げてから
次のターンに向かって落下しながら踏み替える、もしくは踏みつける
抱え込む動作になります

繰り返しになりますが、サイドカーブをセットして、ジッと我慢していると
体感スピードは加速しながら、弧を描いてカービングしていく、ぜひこの感覚を
体験して体得して下さい

雪の中の波でした、雪の中に山の中に波の形に見える地形を見つけては
にやりとして、そこに向かって一直線のスノーサーファー達は多いでしょう
僕もその一人です、所がその現場を滑った時にまったくサーフィンと違う
感覚を感じる事が多いはずです、なぜなのでしょう?
動いてないからです、波は動くけれどもその場に留まります、雪は動かないで
その場に留まります、この差が感覚の差となって、違和感を覚えるのです
ではどうするか?ターンをずらさない事です、雪の上でターンをずらさずに
仕上げると、どんな角度の面であれ軸がその座標上にあり板の乗り方さえ
間違えてなければ 、体感スピードは加速します
多分今の僕の解釈では、これが一番サーフィンの感覚に近いのです

壁の中でのカービングは簡単そうで極めて難しいです、垂直の壁に近くなるほど
難易度が上がってきます、これをパウダーの壁の中で出来た時に、スノーサーフィン
が少し理解出来ると思います
でもそうそうゲレンデの中に垂直のパウダーはありません、ならどうするか?
ゲレンデの中に波を探しましょう、どこに?ゲレンデ脇の残りパウダー?

いえいえ、普通のピステです、出来れば朝一のクリーンなコーデュロイが望ましい
この辺りは、既にサーフィンに似ている、このクリーンな緩斜面を滑るのです
緩斜面は、スピードが出しにくいので、全ての動作に正確性が要求されます
しかも、得てしてそういう斜面は朝は人が少ないですから、目的の大きなターン
が安心して出来ます、この斜面でずらさない、止まらない、極めてゆっくりとした
スピードでカービングします、板は思い切り立てます、どうしたら立てられるか?
答えは最初に書いた、遠心力を手に入れる事です
ゲレンデのピステの端から端迄使って、カーブして見て下さい
そこに雪の中の波が現れてきます、壁が立って来ないなら、自分が倒れていけば
同じ事です、スノーサーフィンの練習はいつでも出来るのだと気が付かされました

迷いから抜け出ると、また偉大な師ロペスの言葉に戻ってしまいましたね、、
“波はいつでもあなたの目の前にある” また解らされてしまいましたね
自分が求める、自分が目指すサーフィンがあるなら、それを雪の上でやれば良い
こんな簡単なことに気が付くまでにどれだけ遠まわりをしたのでしょう

ここに書いた乗り方もまたひとつです、色々な乗り方に対応していく
素晴らしいスノーサーフボード GENTEMSTICK に乗る事は本当に楽しいです
あなたはこの次の休日にどこの山のどんな雪で遊びますか?ENJOY!! PEACE!!

遠心力

全く期待しないで向かった、新潟の有名なゲレンデは
膝のパウダーで歓迎してくれました、やはり海も山も
構えすぎないのが丁度みたいです、、話題変わって

スノーボードやサーフィンをある程度体験してそれなりに
練習も積んできている方々のなかで何かが違う、どうもうまく滑れない
と言った悩みを持つ方はかなりの数だと思います
3年目ぐらいでしょうか?自分なりに乗れているし、違うと
感じる所もさしあたって見受けられない、でも、、、なにか違う

彼氏に付いて行って、それなりに斜面も降りて来れるし、それっぽく
滑れる、でもカービングが出来ているかは解らない、、、

という症状が有る場合、殆どすべての方々が、遠心力を味方にしていません
遠心力は回転する系の中にある物体が外側に持って行かれるように作用する
見かけの力で、実際には向心力と慣性によって作られる力です
つまりカービングをしていれば、回転弧の内側から外側に働いているように感じる
力です、カービングはこの力とサイドカーブを利用して、回転を続ける技術です

あなたが斜面変化や雪面が荒れてきたときにカービングが破丈してしまうなら
又はスライドターンから卒業出来ない、女の子に成りそうな予感がするなら
遠心力を味方に付けましょう!板を立てて、体を回転弧の内側に倒して行きましょう!たぶん今まで体験した事の無い、感覚があるはずです、まずは大きなゲレンデの
端から端まで使って、大きなターンをしてみましょう、最初はうまく行かなくても
必ず出来るように成ります

スノーサーフィンというからにはサーフボードに乗るようにスノーボードも
乗ってみたい、だからサーフィンと同じように、ボトムターンとカットバック
の繰り返しが全てのライディングの基本 であるように、雪の上のターンも同じように乗ってみる事が理解を早めてくれると、今日の練習で確信しました、落下も踏み替えも、加重も抜重もすべて一つの流れの中の動きである事も確認しました
雪の中の波は待つのではなく、作って行くもの、、この事はまたの機会に
今帰って来たのにもう早く滑りに行きたい、練習したいと思っている自分がいます

スノーボードが最高に楽しく成ってきたこの冬です   SNOW PEACE!!!!

相対速度

自分が感じる感覚と速度が絶対値と相違すること、またその値が感覚的には
絶対値と同じもしくは大きな値で感じる事これを相対スピードと定義すれば
落下による速度がすべてである、スケートやスキー、スノーボードに対しての
相対値的感覚に価値を見いだして、喜びと恍惚感を得るのがサーフィンだと思う

落下を軸にスピード感を得る遊びは、カービングという、落下方向に対しての
抵抗を減らして行く事で、加速感を得る、一方、サーフィンは自分が今存在する
座標の中にある時間軸と移動スピードをマイナス方向に作用させる事で、相対的に
加速感を得る

この違いは僕の中では、重なり合う事のない部分だと思っていたが、今回僕の前で
滑ってくれた、北海道在住のスノーサーファー、オーム師範代(かれの本名がおかだおさむ、なのでオームがニックネーム誤解なき用に)
の解釈では、スノーサーフボードはサーフボードと同じように乗れば良いと啓示を受けた、今までスノーボードとサーフィンはどこまで行っても相い入れない物だと
思っていたし、サーフィンのまねをするのはいかがな物か?とも正直思っていた

ところが、今回のオームが見せてくれた、滑りは今までのニセコローカルのイメージ
である、極めて高い絶対スピード、限界までのスピードと重力を味方にする
というイメージとは正反対の、緩斜面に置ける、カービングとその重力を楽しむ事
そして、その中にサーフィンのレールワークと前後のバランスを使って楽しんで行く
という物でした、普段だったら相手にしない緩斜面が、最高の波乗りに変化して
そこには紛れもない、相対スピードを楽しむスノーサーフが存在していました
その技術を手に入れる事で、今まで届かなかった高さの壁が自分の前に現れました
ファミリーが楽しむ、ゲレンデがカットバックセクションに変わります
止まらずに、ズレずにカービングし続け、でも消して暴走しないコントロールの中に
ある、滑りは僕の目の前で、スノーボードではなく、スノーサーフィンになっていました

細かいテクニックはここでは書きませんしまだ考察中です、ただ言えているのは
踏み続けるし、踏みすぎない事が大切、やはりここでも板から降りない事それも
一瞬でも降りない事が大切だという事で、やはりここでもトルクが無ければだめだということでした

明日は再び、山に向かいます、今回は昔からのお客様と、カービングの練習です
ニセコで練習した事を一緒に、復習してみたいと思います

GENTEMSTICKがスノーサーフィンが少しだけ解った気がしました、毎年のニセコ
詣でがまた始まりそうです、皆さんも是非ライダーと一緒に滑る機会を作ることを
お勧めします、彼らのライン、彼らの滑りは見るに値する素晴らしさです!

ではまた、この続きを、、、   peace!!!!

では行ってきます!

ここ2日は北海道行きの準備で、仕事漬けでした、腰痛いし
眠いしですが、なんとか仕事も片付き、出発出来ます
この週末は、南岸低気圧が通過するので、ニセコは晴れ予想
なので、ドパウダーにはなりそうも無いのですが、、、
晴れたクルージングも大好きなので今回はそんな作戦で
行ってみましょうか!

では行ってきます! 現地よりレポート出来れば、致します

じつは波も、、、

続いていたのです、新年を迎えてからの、大きくは無いけども
形のある波は、連日続いていました、それが今日久々に途切れました
西の風による西うねりが消えて、冷たい北東の風が強まっています
このパターンは寒気だけが残って、冬型が崩れた形に成ったという事です
おそらく春の訪れの足音だと思いますが、それはかなり遠くてまだまだ先の
話ですが、春も近づいているという事なんですね!

そういうわけで、元旦から連日のサーフィンを楽しんでいます
ただ、寒さも半端ではないので、完全装備で入水がおすすめです!
僕はここ何年かの中で一番ドライスーツの着用率が高く成っています
軽くて水に濡れない事がどれ程 幸せかは、、着てみた方だけが知る
所でしょう、、実際僕も5年前に始めて着た時に感じた快適さは
経験のない 驚きでした、その後もチャンスがある度にノウハウを
積み重ねて、今に至るのですが、一にも二にも工夫が大切です
アンダーの組み合わせから、メンテナンスまでかなり工夫が必要
なことは間違いないです、よく言われているトイレの問題等も
工夫次第で回避出来ます、もし興味の有る方は、気軽に問い合わせください
間違いない所をご説明いたします

週末には久々の南東うねりの予報が出ています、これも春の兆候です
東からうねりが当たりだすと始めはダンパーに成りますが
次第に流れがぶつかって、地形を作り出します、今年は今の所
砂がついたまま、サンドバーに成っているので、うまく流れが
出来ると、更に良く成りそうです

雪山にサーフィン、春の板も考えなければ、、春波はもうすぐだし、、
でも今は今週の北海道ツアーで頭がいっぱい、雪は降らない感じの
予報ですので、山に入れそうで楽しみです

今年は冬もサーフィンレッスンが途切れません、特に女の子が
かなり元気です、それで父さんもドライ着て、レッスンとフリーサーフィン
を楽しんでいます、冬にがんばったサーファーは春に笑う、まさにそう成りそうな
この冬のサーフシーンです、クラブ員の男達、春に女子達に笑われないように
がんばりましょう! ちなみに僕の昨日はフル装備のドライ仕様でやってました が
5ミリフルスーツ、ブーツグローブ無しの方々も多く見かけました、、、

今週末に向けて、用意万端で望みましょう!     peace!!!!!

クロスオーバー

太朗さんの言葉に続きが有りました、音楽を紡ぐように滑りなさい
点と点を結ぶ線と地形を読み取るセンスこそが大切

素晴らしい言葉です、サーフィンとバイオリンを使ったアーティストを
例えて、岡田さんのターンと比喩していました

真っ新なパウダーのオープンや明るい角度のついた日差しが有る
ツリーなどを滑ったとき、ふと振り返っては、そのシュプールの
貧弱さに、唖然としたり、リフトから狙っていたラインを手に入れて
再びリフトからチェックした時の落胆は、まさに己のセンスの無さを
確認する作業になってしまったりする
この地形を読み取りターンを描くセンスこそが、天賦の才であろうし
磨く事の難しい部分だと思っている

前回落下する事で捉えるのか?捉えながら落下するのか?
とかなり素人な、疑問を投げかけてみたが、すべては自然落下の
中にあるクロスオーバーであることに間違いない

なぜ今回のお題がクロスオーバーかというと、昨日一緒に山に向かった
友人が帰りの車中で、ボソッとクロスオーバーですねと言ったのが
妙に気になっていて、ぼくが踏み替えと言っている部分はまさに
クロスオーバーだった訳でその部分こそが僕がこの遊びを始めた時からの
一番重要だと思っている所だったからかも知れない
時にターンの入り口と言ってみたり、踏み替えマークと言ったり
色々ですが、伝えたい事は一つで、技術と言えばこの部分しかないと
言うぐらいの所です、すべてと言っても良い位の部分です

ですが、、、太朗氏曰くセンスが重要、、、やられました、ともすると
雪の滑走遊びはまず技術論在りき、それですべてを解決しようとします
これが雪山では滑るのがうまいやつがやる事はすべて許される
といった、偏った概念に成っていたのだと思います
もちろん、技術体系にそった素晴らしい滑走技術は、それだけで見る物たちを
納得させる物が有りますが何かが足りないと思っていたのも事実でした、、

センスが問われる滑り、センスが問われるライフスタイル、この部分を
高い次元に持っていけた時に始めてスノーサーフィンという言葉が
現実的に成ってくるのでは?と思ってます、皆さんはいかがでしょう?

今シーズンは今の所、素晴らしい雪に恵まれています、この最高のシーズンを
楽しみましょう! 週末はクラブ員たちと北の大地です、今から楽しみで待ちきれません! 雪滑りこんなに楽しかった?と思ったのは随分久しぶりです
皆さんに良い雪が当たりますように!   peace!!!!!

師曰く、、、、

地形の中にある面に軸を合わせる事こそが肝要なり  玉井太朗
Facebookの中で岡田君の写真のキャプションで、使われた言葉です
僕が少し、脚色していますが、大体はこの意味で語られていました
その写真は岡田君の究極のトップターンの写真で、まさにここから
ダウンザラインに入るところの写真です
ぼくが、トルクだ何だとうまく説明出来ない事を、マスターは一言
軸を面に合わせて行くのだよと教えてくれました
さすが、滑りを極めた言葉です

ぼくが最も大切だと思っている、踏み替えの部分、、、
落下からの捉えか?捉えながらの落下か?
次回お会い出来た時に、是非お聞きしたいと思っています

週末、雪がつけば、再びローカルスキー場に出動です   peace!!!

トルクを取り出す2

で、、、そうでした、トルクのお話をしたかったんですね
トルクの定義を調べてみますと力のモーメントと説明されています
何だか良く解らなく成ってきましたね、、、
ぼくが言いたかったことは、滑っているとき、落下しているときですね
この時に、板から伝わってくる、 抵抗感の中にトルクを感じられているか?
という事なんです、これは単なる抵抗感とは違って、明らかにプレーン(滑走ですね)している状態での板のねじれと反発から生まれる 、トルクなんですね

単純にエッジを切り替えて、最大斜度に向かって落ちて行くと、一見カービング
に見える、また感じるターンを手に入れる事が出来ますが
オーバースピードまたは急斜面に入ったとたん、ターンが破丈してカーブのなかの
スライドとは違う、ブレーキがかかって、滑走が終了します

トルクが出ている状態とは、コントロールできているスピードの中で最大限の
速度がでていて、なおかつカーブのなかのどこでも板が踏めていて、特に
踏み替えの部分での雪面に向かっての圧が逃げていないことが大切な状態
ではないか?と思っています

多分この他にもトルクを感じる、ターンは多様に有ると思います
人それぞれの感覚もまた無数に無限にありますが
一本の板の中に存在する、重心と軸と有効なフレックスの接点は一つであると
思っています、その点からずれずに降りずに乗り続けることが、ライディングの
目標の一つではないでしょうか?

体の位置が高いか低いかとか、向きが前か横かなどは、すべて個性でありますし
それが問題になる事も無いと考えてます

目的は水が流れるごとく落下する中にある、コントロールされた運動を伴ったカービングを手に入れる事につきるわけです、ぼくはその中にトルクを感じられたら
なお最高だなと思っています